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Tokyo 8月 31, 2022

VIAVI社とローデ・シュワルツが、グローバル市場に向けてO-RAN適合認証を行うAuray OTICをサポート

Auray O-RANオープン試験統合センター(Open Testing and Integration Centre:OTIC)とそのSecurity Labは、オープンな無線アクセス・ネットワークのベンダ・サプライチェーンに対して、テスト・検証・統 合サービスを提供しています。O-RAN ALLIANCEによると、O-RAN Certification and Badging Program(認 証プログラム)の一環として、Auray OTICはローデ・シュワルツとVIAVI社によるO-RUコンフォーマンス・ テスト統合ソリューションに信頼を置いて、O-RAN無線ユニット(O-RU)に初めての承認を交付しました。

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Auray OTICとそのSecurity Labは、複合テストベッドを使用しています。

ローデ・シュワルツとVIAVI Solutions, Inc.社は、台湾のAuray OTICとそのSecurity Labに対し、グローバル市場に向けたO-RAN適合認証の交付プロセスをサポートしたことをご報告します。O-RAN ALLIANCE が定めるO-RAN指定プロセスと手順によるプロセスを通じて、Foxconn社製のO-RAN無線ユニット(O-RU)であるRPQNシリーズの認証が完了しました。

Auray OTICとSecurity Labは、VIAVI社のTM500 O-RUテスタ、ローデ・シュワルツのR&S SMW200Aベクトル信号発生器(VSG)R&S FSWシグナル・スペクトラム・アナライザR&S VSE ベクトル信号解析ソフトウェアを組み合わせたテストベッドを採用しました。さらに、このテストベッドはVIAVI社のO-RU Test Managerによる一括制御で、シームレスなユーザー・エクスペリエンスも実現しています。ローデ・シュワルツとVIAVI社はいずれも無線通信テストにおけるリーディング企業であり、O-RAN ALLIANCEの仕様策定にも積極的に協力しています。この両社が業界トップレベルの機能を持ち寄って、O-RUコンフォーマンス・テストのための統合ソリューションを整えました。

O-RAN Certification and Badging Program(認証プログラム)において、O-RAN ALLIANCEが承認した世界中のOpen Testing and Integration Center(OTIC)はいずれも、産業用O-RANソリューションの信頼性を保証する総合的な体制の中心的な役割を担っています。このO-RANは、いっそうディスアグリゲーションされたオープンかつ柔軟な無線アクセス・ネットワークを実現するアーキテクチャです。ネットワーク・アーキテクチャがオープンになっていれば、技術革新や個別のニーズへの対応が促進され、ネットワーク効率も高めることができます。そのため、O-RANは技術エコシステムの中で急速な発展と成長を遂げつつあります。

Foxconn社はRPQNシリーズとして5G NR対応無線ユニット(O-RU)を開発し、O-RAN ALLIANCEの規格に完全な準拠を果たしました。このFoxconn社製4T/4Rスモールセル無線基地局は、n79・n78・n77・n48の5G NRバンドをカバーしています。コンパクトかつ軽量で設置が容易なため、屋内アプリケーションでの最適なカバレッジが実現します。その設計は3GPPとO-RANの広範な適合試験をクリアしており、台湾の主要地域のほとんどでCEや FCC、TELEC、NCCによる承認を受けています。

今回の検証は、CUS-Plane(コントロール・ユーザー・同期プレーン)とM-Plane(管理プレーン)を含め、O-RANのワーキンググループWG4が定めたフロントホールのコンフォーマンス・テスト仕様に従ったものです。WG4の目的は、オープンなフロントホール・インターフェースを用意して、複数のベンダのDU(分散ユニット)とRU(無線ユニット)の間での相互運用性を実現可能にすることです。Auray OTICとSecurityLabは、独立したピアレビュー性も追加保証するために、O-RANテスト結果についてTAFからISO/IEC 17025承認を受けるとともにISO/IEC 17065に従っています。

ローデ・シュワルツのO-RANテスト・ソリューションについて、詳しくはwww.rohde-schwarz.com/wireless/O-RANをご覧ください。

ローデ・シュワルツについて

ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度(昨年7月から本年6月まで)には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。

R&S®およびCERTIUM®は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。

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