Press releases

Tokyo 9月 16, 2022

ローデ・シュワルツのR&S FSV/R&S FSVAシグナル・スペクトラム・アナライザ、周波数が最高50 GHzに拡大

fsva3000-signal-und-spektrumanalysator-front-view-rohde-schwarz_200_6500_1920_1080_2.jpg
シグナル・スペクトラム・アナライザの製品シリーズが、最高52.6 GHzというFR2周波数帯を完全にサポー トしました。

R&S®FSVは、可能な限りシンプルかつ迅速に複雑な測定のセットアップをユーザーが行えるように設計されています。その簡単な操作性、比類なき測定速度、そして最大200 MHzの解析帯域幅により、研究室や生産ラインで使える優れた計測器となっています。一方の R&S®FSVAは高いダイナミックレンジに加えて、-127dBc/Hz(1 GHzのとき、オフセット10 kHzで)という卓越した位相雑音の低さを実現しており、従来はハイエンドな計測器が担っていたような高い性能を発揮します。解析帯域幅が最大1 GHzとなっていますので、ユーザーはパワーアンプのリニアライズや短時間イベントの捕捉、周波数アジャイル信号の特性評価といった非常に高度な測定アプリケーションにも対応できます。

50 GHz対応モデル発売の狙いは、主に5G NRアプリケーションにあります。FR2のn262帯域は47.2~48.2 GHzですが、これを新しい50 GHzモデルはデフォルト構成でカバーしています。さらにR&S FSVA用オプションのR&S FSV3-B54Gを追加すれば、52.6 GHz というFR2周波数帯の上端をも含む最高54 GHzの信号解析が可能になります。そのほか、航空宇宙および防衛産業のアプリケーションにも対応することが可能です。ITU(国際電気通信連合)は47.2~50.2 GHzと50.4~51.4 GHzをGSO(静止衛星)システムに割り当てており、この周波数に対応したフィルタやアンプ、導波管などのコンポーネントを製造するとうアプリケーションに最適なモデルです。

さらに、この50 GHzモデルにはFSV3-B710性能強化オプションも利用できます。性能を拡張して仕様を高めるR&S FSV3-B710オプションは、R&S FSVおよびR&S FSVAの新しい2モデルにも対応しています。位相雑音性能を高め、DANL(表示平均雑音レベル)を低減するとともに、R&S FSVA対しては周波数レンジの下限を2 Hzへと引き下げることができます。

R&S FSV/R&S FSVA用オプションのR&S FSV3-B54GとR&S FSV3-B710は、今すぐローデ・シュワルツから購入いただけます。

リクエスト情報

ご質問や詳細な情報のご要望などがございましたら、こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。担当者よりご連絡させていただきます。

マーケティング・パーミッション

お問い合わせ内容が送信されました。 後ほどご連絡致します。
An error is occurred, please try it again later.