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2月 09, 2024

ローデ・シュワルツ、GCF認定の新しいコンフォーマンス・テストケースでNTN NB-IoT技術の本格展開を後 押し

ローデ・シュワルツは、先に開催のConformance Agreement Group(CAG)#77ミーティングにおいて、R&S CMW500無線機テスタを使用してWork Item 333のNTN NB-IoTテストケースを検証することに成功しました。これを受けて、Global Certification Forum(GCF)は、デバイス認証プログラムとしてこのWork Itemを有効とすることを認めました。そのため、IoT向けチップセットやモデム、エンド・デバイスのメーカーに加えて、テスト・ハウスの皆様にもこのローデ・シュワルツの実証済みソリューションを利用して、陸・海・空を問わずユビキタスな接続を実現できる非地上波ネットワーク(NTN)ベースの次世代IoTデバイスを市場投入いただけるようになりました。

GCFによるWork Item 333 の NTN NB-IoTテストケース検証にはR&S CMW500 を使用しました。
GCFによるWork Item 333 の NTN NB-IoTテストケース検証にはR&S CMW500 を使用しました。

適合性の認証は、IoT(モノのインターネット)向けデバイスの市場投入における重要なステップです。それぞれのデバイスの正常な動作を保証するには、GCFやPTCRB、CTIAなどの認証機関が承認した試験ラボによる認証が必要となります。CAG #77ミーティングにおいて、Work Item 333の3GPPリリース17対応NTN NB-IoTテストケースをR&S CMW500を使用して検証できたことから、Global Certification ForumはこのWork Itemを有効とし、NTN NB-IoTデバイスのコンフォーマンス試験を開始できるようになりました。

今回の成果によって、ローデ・シュワルツはQualcomm Technologies社やMediatek社、Sony Semiconductor Israel社のAltairブランドなど、ティア1チップセット・ベンダとともにそれぞれのプラットフォームを通じて、スマートフォンやコンシューマー製品、自動車、農業、海運を含めた物流、鉱業など多数の分野にわたる非地上系ネットワークベースのIoTユースケースの普及・拡大に大きく貢献したかたちとなりました。Work Item 333のNTN NB-IoTプロトコル・テストケースは、3GPPリリース17のTS 36.523-1に規定されたNB-IoTデバイスに対するNTN特有のシグナリングに関する部分に対応しています。

ローデ・シュワルツは、当社の市場をリードするNB-IoTソリューションに3GPPリリース17のNTN対応機能を実装し、通信業界のエコシステムに向けて研究開発や製造、コンフォーマンスのためのテスト機能を提供できるようにしました。このR&S CMW500無線機テスタを用いて開発したプロトコル・コンフォーマンス用テストケースでは、シミュレートした衛星ネットワークとの間でリアルタイムかつ包括的な接続を確立し、3GPPリリース17仕様に応じて関連するシグナリング・シナリオとRFシナリオをテストしながら、エンジニアが現実的な条件下でそれぞれのNTN NB-IoTデバイスを評価できます。また、同テストソリューションは、対地同期軌道(GSO)や静止軌道(GEO)のほか、低軌道(LEO)のコンステレーションもエミュレート可能です。そのため、持続的な遅延やドップラー効果のもとでの時間と周波数の同期、低いSINR(Signal-to-

Interference-plus-Noise Ratio)、省電力メカニズム、衛星エフェメリス、GNSS信号の捕捉など、NTNデバイスにともなう課題を検証するのに有効です。

GCFの公式プラットフォームであるR&S CMW-IoTは、PCT・RRM・RFを含むコンフォーマンス・テストに対応したワンボックス・ソリューションです。加えて、この1台でキャリア受入れテストにも対応できます。

ロ ー デ ・ シ ュ ワ ル ツ の N T N テ ス ト ソ リ ュ ー シ ョ ン に つ い て 詳 し くはhttps://www.rohde-schwarz.com/_256719.htmlをご覧ください。

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ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度(昨年7月から本年6月まで)には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。

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