このビデオでは、R&S®CMP200 無線機テスタおよびR&S®ATS800R 電波暗室を使用した、ラボ環境でのNXPのTrimension™ NCJ29D6 UWB車載用ICの到来角の測定の実践的なデモをご覧いただきます。
このビデオでご紹介するテストセットアップでは、テスト・トランスミッタから被試験デバイスへの信号の方向を正確に制御できます。R&S®CMP200 無線機テスタは、R&S®ATS800R シールドチャンバーを介して、Over-The-Air（OTA）で正確に定義されたUWB信号を被試験デバイスに提供します。このシールドチャンバーは、優れたアイソレーション特性と吸収特性を備えているため、制御されたRF環境を作り出すことができます。また、高精度のポジショナーを備えているため、ブロードキャストアンテナと被試験デバイス（この場合は、NXP NCJ29D5）の間を既知の角度に設定できます。
被試験デバイスが示す到来角とシールドチャンバーで設定された既知の角度とを比較することで被試験デバイスの精度を計算し、さまざまな設計による改善を正確に評価することで開発プロセスを迅速化できます。
また、このテストシステムでは、校正時に補正データマトリクスを生成し、アンテナの影響を評価して影響を補正することができます。このルックアップテーブルは1度算出したものを自動テストスクリプトで複数回使用して、チップセット単体の性能を評価することができます。
