ウルトラワイドバンドの最近の進歩により、セキュリティーが強化され、測距精度も向上しています。物理層と位置測定技術の重要な詳細がすべて掲載されたこのローデ・シュワルツの無料ポスターをすぐ近くの壁に貼れば、必要なすべての情報が4色で示されているので読みやすく、一目でわかります。
IEEE 802.15.4への追加により、リモコンから携帯電話までのハンドヘルドデバイスに最適な、高精度、高速、低消費電力の位置特定(測距)に適したテクノロジーとして、ウルトラワイドバンドは改良されました。最新の修正版802.15.4z-2020では、高速パルス(HRP)の位置決め精度の向上に加えて、HRP ERDEV(Enhanced Ranging Devices)のように、128ビットSTS(Scrambled Timestamp Sequence)キーによるセキュリティーの向上が追加されています。
HRP ERDEVの詳細については、このポスターをご覧ください。
- HRPのRF特性:チャネル周波数割り当て、パワースペクトラム密度、およびパルス特性。
- 物理層のフレーム構成、および同期ヘッダー(SHR)とSTS(Scrambled Timestamp Sequence)の詳細。
- 下位互換性のあるベースパルス繰り返し周波数(BPRF)と新しいハイパルス繰り返し周波数(HPRF)の両方の物理層に対応する変調方式。
- Time of Flight測定と位相差測定でサポートされている技術。