R&S®CMWrun - 製造工程向けターンキーソリューション
シーケンサ・ソフトウェア・ツール
シーケンサ・ソフトウェア・ツール
現在、無線機器の製造ラインでは、柔軟性、性能、稼動率を最適な形で組み合わせる必要があります。ローデ・シュワルツは、無線機器製造工程向け電子計測器のトップメーカーとして、これらの厳しい要件にR&S®CMWプラットフォームで対応します。R&S®CMW500ワイドバンド無線機テスタとR&S®CMW100通信製造テストセットは、製造工程に最適です。
R&S®CMWrunでR&S®CMW100をリモート制御し、R&S®TS7124 RFシールドボックスでデバイスをテスト
R&S®CMW100とR&S®CMW500は、リモート制御/測定だけでなく、テスト時間の最適化と稼動率の点でも互換性が保たれています。DLブロードキャストとインターリーブによるテスト時間の最適化により、DUT単体でテストする場合と比較して、校正と検証に要する時間が大幅に短縮します。お客様は、従来の実装方法をそのまま利用して開発期間を大幅に短縮することができます。
R&S®CMWrunは、各チップセットメーカーで校正/検証に使用できるターンキー製造ソリューションです。これらのパッケージを標準実装として自動化ツールに組み込んだり、製造環境でそのままツールとして使用できます。
ターンキー製造ソリューションのサポート対象チップセットのリストについては、ローデ・シュワルツの営業オフィスにお問い合わせください。
直感的なグラフィカル・ユーザーインタフェース
R&S®CMWプラットフォーム用の自動化ツール
R&S®CMWは、現在最も広く用いられているマルチスタンダードUEテスト用プラットフォームです。ネットワークプロバイダー、テストハウス、端末メーカー、チップセットメーカーなどに幅広く採用されています。R&S®CMWrun 自動化ソフトウェアは、R&S®CMWでリモート制御テストシーケンスを実行するためのすべての要件を満たし、現在と将来の無線機器の研究開発、品質保証、製造、サービスに利用できます。
このソフトウェアエンジンは、テストDLL(プラグインアセンブリ)の実行に基づいたものです。このアーキテクチャーにより、機器のリモート制御に関する特殊なプログラミングの知識がなくても、テストシーケンスを容易に構成できます。さらに、規格に準拠したR&S®CMWrun パッケージオプションで提供されるテスト項目に対しても、そのパラメータとリミットを柔軟に設定することができます。
使いやすく、直感的操作が可能
グラフィカル・ユーザーインタフェースはわかりやすく、無線機器が各種テクノロジーの3GPPプロトコルに準拠しているかどうかを簡単にテストすることができます。
アプリケーションには、さまざまなものがあります。例えば、複合ユーザー・エクスペリエンス・テストでは、同期マーカーにより、IPスループットと電流ドレインを一度に確認できます。解析時にイベントマーカーを使用して、IPスループットとバッテリー寿命を最適化できます。テストが終了すると、リミット、テスト結果、判定を記載した読みやすいテストレポートが作成されます。レポートは、csv、txt、xml、pdfフォーマットが利用できます。
主な特長