FAQs from Rohde & Schwarz

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い

説明

ZNBでリミットライン機能を使用する際に、通常はリミット違反記号の表示をオフにしています。これにより、測定曲線に大きいドットが表示されなくなります。

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い - 画面1

ところが、これらの機能を使用した画面を印刷すると、すべてのドットが元のように表示されます。

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い - 画面2

画面上と印刷時の表示の違いをなくすにはどうすればいいでしょうか?

解決策

表示機能と印刷機能に対しては、2つの異なる設定があります。
最善の方法は、先に表示のユーザースキームを定義しておくことです。
"Display" > "Config" > "Define User Color" を押し、必要な設定を変更して、ボックスを閉じます。
変更は現在のユーザーセットアップに保存されます。後でリコールするには、セーブ/リコール機能を使用します。

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い - 画面3

この設定を行った後、"File" > "(レンチ記号)Print..." を使用して、プリンターセットアップに切り替えます。

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い - 画面4

"Printer" タブに切り替え、"Color Scheme" で "User Defined" を選択します。

ZNBリミットラインの画面上と印刷時の表示の違い - 画面5

これで必要なプリントアウトが得られます。
追加情報:アナライザがシングル掃引モードである場合は、画面上の表示は変化しません。ただし、印刷される情報は正しくなります。