質問
Raimaデータベース・マネージャーのエラーがES-K1で発生した場合は、どうしたら良いのでしょうか?
Raimaデータベース・マネージャーのエラーがES-K1で発生した場合は、どうしたら良いのでしょうか?
最初に、ES-K1のインストールパスが20文字を超えていないことを確認してください。
パスが長すぎる場合には、フォルダ
<ES-K1 installation path>\DATA\
を別の短いパスに移動することを試してください。例:
c:\ES-K1\DATA\
これを行った場合は、ES-K1にも新しいパスを入力する必要があります。
次のファイルをメモ帳で開きます。
<ES-K1 installation path>\EXECUTE\ES-K1.INI
このファイルの中の次の行を新しいパスに変更します。
Appl. Data Path=C:\ES-K1.171\Data
上記のC:\ES-K1.171\Dataの部分を変更します。
PCがES-K1にデータを保存している間に停電が発生した可能性もあります。
(サブディレクトリ <ES-K1 installation path>\DATA\)。
ES-K1はデータベースシステム(RAIMAデータベース・マネージャー)を使用しているので、ハードドライブ上のファイル数は
データが保存されるたびに常に変わります。
例えば、停電や突然のハングアップ/アプリケーションの終了などが
断続的にデータベースで発生すると、このようなエラー・メッセージが生じます。
以下を試すことを推奨します。
1) データベースの主要ファイルを再作成する。
a) ファイル "KEYBUILD.EXE" を次のサブディレクトリにコピーする。
<ES-K1 installation path>\DATA\
b) ES-K1を閉じ、DOSボックス("Command Prompt")を開いて、次のサブディレクトリに移動する。
<ES-K1 installation path>\DATA\
これを最も簡単に行うにはWindowsファイルエクスプローラを使用します。
上記フォルダをクリックし、
"Command Prompt - current folder"
をコンテキストメニューで選択します(右マウスボタンをクリックします)。
c) 次のコマンドを入力する。
keybuild emi_db
エラー・メッセージが発生した場合は、メモしてください。
d) ES-K1を再起動する。
以上で解決しない場合は、以下の手順に従ってください。
2) データを新しいデータベースにドラッグする。
a) ES-K1を起動し、すべての(!)ローカルファイルを新しい外部データベースにエクスポートする(パスの例:c:\esk1_tmp\)。
b) ES-K1を閉じて、ディレクトリ名を "\DATA\" から別の名前(例:\DATA_BAK\)に変更する。
c) 新しいフォルダ "\DATA\" を作成する。
d) すべてのファイルを "\DATANULL\"(V1.71でのみ使用可能)フォルダから、この "\DATA\" フォルダにコピーする。
e) ES-K1を起動する。この時点でES-K1データベースは「空」に見えます(含まれているのは、空のデータベースを定義するのに必要な基本的な
主要ファイルのみです)。
f) すべてのデータを外部データベースからインポートする。
g) テストを実行する。まだ、このようなエラー・メッセージが発生するでしょうか?
通常は、上記の手順で解決します。
解決しない場合は、破損したデータベースを「回復」する手段はありますが、有償となります。
また、ES-K1のReadMeファイルに記載されている以下の推奨事項に従ってください。
「測定結果とその他の(テスト)結果ファイルを定期的にバックアップ
データベースに保存することを強く推奨します。これを行うことで、
データベースのサイズが非常に管理しやすくなります。
それだけでなく、一般的に、ハードドライブ全体を定期的に(例:毎週)バックアップすれば、
データに突発的な損傷が生じた場合にシステムが大きな害を
受けずに済みます(例えば、テープストリーマー、サーバー、予備のハードディスクドライブを使用します)。」