FAQs from Rohde & Schwarz

校正ユニットとリモート校正

質問

ZV-Z52、ZV-Z53校正ユニットなどを使用して、リモートで校正を実行します。校正の実行を要求する方法はありますか?

回答

リモート要求

[SENSe<Ch>:]CORRection:DATE?

は、アクティブ誤差補正データの収集日を返します。

チャネル1に対しては、以下のように入力します。

SENSE1:CORRection:DATE?

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リモート要求

[SENSe<Ch>:]CORRection:SSTate?

は、アクティブ誤差補正データ 'Cal'、'Cai'、'Ca?'、'Cav'、'Cal Off' の状態を返します(下記参照)。

チャネル1に対しては、以下のように入力します。

SENSE1:CORRection:SSTate?

Cal

システム誤差補正は、補間なしで実行されます。すなわち、測定された補正データが

すべての掃引ポイントで利用できます。

Cal int

システム誤差補正が実行されますが、少なくとも1個の掃引ポイントの補正データが測定値から補間されます。これは、チャネル設定が変更されたため、現在の掃引ポイントが

校正された掃引ポイントと異なっていることを示します。補間をオフにすることはできません。

Cav

システム誤差補正は、可変校正法を使用して、測定パラメータを計算します。これは例えば、一部が工場で校正され、一部がノーマライズされたSパラメータから、Zパラメータを計算する場合に起こります。

また、異なるポート・インピーダンスでSパラメータが測定された場合、あるいはアナライザがポート1で1ポート校正を、ポート2でノーマライゼーションを使用している場合にも起こります。

Ca?

システム誤差補正が実行されますが、以下のいずれかの理由で確度に疑問があります。

  • 校正時のアッテネータ設定が、測定時のアッテネータ設定と異なります。
  • 校正時の帯域幅設定が、測定時の帯域幅設定と異なります。
  • 校正時のポイント遅延設定が、測定時のポイント遅延設定と異なります。

Cal Off!

システム誤差補正は、実行されません(ユーザがオフにした場合など)。校正の概要も参照してください。