FAQs from Rohde & Schwarz

JavaベースのGUIのサポート

説明

R&S xx8000トランスミッターでJavaベースのGUIを使用するために欠かせない前提条件。

解決策

一般仕様:

xx8000トランスミッターシリーズでは、以下の2種類のハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを使用しています。

  • NetCCU800では、x86組み込みプロセッサ上でLinux-OSを実行
  • powerPC上でリアルタイムOSを実行するSx800、Sx801、SR8000、SLx8000、xLx8000、SLA8000、SV8000、SCx8000など

特に、PowerPCを実行するユニットには技術的な限界があります。そのため、ローデ・シュワルツは、これらのユニット向けの新しいWebGUI(Javaなし)を開発しないことに決めました。

現時点では、以下のハードウェア/ソフトウェアを使用できます。

  • Windows XP~Win10(32/64ビット)
  • ブラウザー:Internet Explorerのみ(32/64ビット)
  • Java(JRE):32ビットのみ
  • xx8000デバイス(SWバージョン1.46.0以上インストール済み)

注記:Javaをアップデートしたら、JavaコントロールパネルのトランスミッターIPのセキュリティ設定をする必要があります。WebGUIを完全に制御するためには、xx8000シリーズのデバイスをソフトウェアバージョン1.46.0以上にアップデートする必要があります。

将来の展望:

Javaの所有権を持つOracleは、Javaのサポートを強化することに重大な関心を持っています。Webインタフェースという観点からするとJavaの重要性は失われつつありますが、依然としてさまざまなビジネス分野で用いられています。

Internet Explorerを提供するMicrosoftは、Javaプラグインをサポートする唯一のプロバイダーです。それにもかかわらず、JavaまたはJavaとInternet Explorerの組み合わせを必要とする業界では、さまざまな既存のアプリケーションが用いられており、長期的なサポートが保証されています。

このため、今後も、Internet ExplorerとJavaプラグインを搭載したWindowsベースのコンピューターを使用してxx8000シリーズのR&Sトランスミッターにアクセスすることができるものと考えています。

xx7000トランスミッターに関する注記:

NetCCU700の場合も同様です。