Tokyo 10月 19, 2021
Mobile Test Summitは、無線通信に関するデジタル会議です。
ローデ・シュワルツは、2021年10月25日～28日にわたって行うデジタル会議としてMobile Test Summit 2021を主催します。この4日間を通じて、業界のリーディング企業や試験・計測の専門技術者から、5Gやワ イヤレス通信のエコシステム全般におよぶ知見と、その試験や計測との関わりをご紹介します。各日とも、 中央ヨーロッパ夏時間（CEST）9:00～12:00の間にそれぞれ6つのセッションを開いて、欧州・中東・アフリ カ・アジア各地のオンライン参加者にライブ発信します。なお、登録者は録画にもアクセスできますので、 北南米地域の皆様も専門的な技術コンテンツをご覧いただけます。
ローデ・シュワルツは、このMobile Test Summitによって、業界のプロフェッショナルが現状の課題に対応 できる知識や考え方を共有できる機会を世界規模でご提供します。会議プログラムとして、毎日、同業他社 の専門家やテスト技術のスペシャリストによる基調講演やライブ・セッションを設け、モバイル端末やネッ トワーク・インフラのテストにおける最新の展開をカバーします。
1日目のトピックは、5Gデバイスが究極の性能を発揮可能にすること、マルチギガビット通信の実現と検証 体制を強化すること、さらには5G端末の性能に対してユーザーが期待することについて議論します。2日目 のプログラムでは、OpenRANによるオープンな仮想化ネットワークに向けた取組み方と、これに関連した試 験・認証の点からも議論します。その翌日の3日目は、音声サービス（VoNR）や位置情報サービス（LBS）な どの5Gアプリケーションに対して、非常に優れたユーザー・エクスペリエンスを提供することの重要性に特 に焦点を当てます。最終日の4日目は、5Gの発展的な成功にスモールセルが果たす役割の理解と、スモール セルの研究開発から生産におよぶテストの重要性に特化したセッションを開いてMobile Test Summitを締め くくります。
世界中の5Gエコシステムからの協賛として、Comprion社やDeutsche Telekom社、MediaTek社、Nokia 社、Picocom社、Qualcomm社、Viavi社などの経営陣や専門家の皆様に協力いただきます。さらに、ローデ・ シュワルツの専門技術者が主導するイベントですので、2Gから5Gのすべての無線通信技術に対応したスタン ドアローン製品や統合型ソリューションのトップサプライヤとしての当社の取組みも深く掘り下げてご説明 するほか、RF品質からエンドユーザーの体感品質（QoE）におよぶ様々な試験・計測シナリオも紹介します。
ローデ・シュワルツで無線通信の市場セグメントを担当する副社長Alexander Pabstは、このイベントにつ いて次のように説明しています。「5Gネットワークの本格展開は急ピッチで進んでおり、いまや業界として は究極的な5Gエクスペリエンスを提供することに主眼が置かれるようになっています。高い帯域幅とリアル タイム機能にもとづく5Gの強みやネットワーク・ディスアグリゲーションに向かうトレンドにより、様々な 産業分野において新たなビジネス展開を可能にするような革新が加速することは間違いありません。当社 はMobile Test Summitを通じて、無線通信業界の専門家が一堂に会して、知見や将来のビジョンを共有する デジタル・プラットフォームをご提供できることを楽しみにしています」。Mobile Test Summitと登録についての詳細は、をご覧くださ い。
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度（昨年7月から本年6月まで）には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。
R&S®およびCERTIUM®は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。