10. リモートオペレーション

リモートオペレーションとは、プログラミング言語が使用されないものをいいます。すなわち、自動化を行うのではなく、単にある距離を隔てて測定器を手動で制御します。特別なアプリケーション(リモートデスクトップ、VNC Viewer)を使用するか、測定器でウェブサーバーが提供されていれば、ウェブブラウザーを使用することもできます。このトピックについては、以下のアプリケーションノートで解説しています。

リモートデスクトップアプリケーションは1対1の接続を行うものなので、リモートサポートの目的には使用できません。ウェブブラウザーによるリモートオペレーションにはリソースロックがなく、最新の接続試行が常に優先されます。

携帯電話またはタブレットからの測定器の操作の詳細については、以下のアプリケーションノートを参照してください。

R&S Forumでは、SCPIコマンドの送信に加えて、マクロを作成することで複数のSCPIコマンドをまとめて送信することもできます。

ローデ・シュワルツのもう1つのリモートオペレーションツールとして、RSCommanderがあります。このマルチプラットフォームのアプリケーションには、対話型のSCPIコマンド通信、コンピューターと測定器の間のファイル交換、トレースの取得、スクリーンショットなどのさまざまな機能があります。

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