FAQs from Rohde & Schwarz

AMS32信号経路校正「OTAネットワーク・アナライザに有効な校正データがロードされていることを確認してください」

質問

ZNBを使用して信号経路の校正を行いたいのですが、これを行うと次のメッセージ(右のキャプチャ画像のメッセージ)が表示されます。

このメッセージは何を意味しているのでしょうか?AMS32なしで校正を行う必要があるのでしょうか?

どのようにして校正を行えば良いのでしょうか?ポートで直接校正を行おうと考えています。私たちは自動校正ユニットを使用しており、通常はケーブル(ZV-Z192など)を使用して接続しています。これらのケーブルとアッテネータを使用しないことも可能ですか?

回答

AMS32では、ベクトル・ネットワーク・アナライザが校正済みかどうか、適切な校正ファイルがロードされているかどうかをチェックします。

デバイスが校正されていない場合、上記のメッセージが表示されます。この場合は、校正を実施するか、すでに校正を保存している場合は、その校正をロードします。

TOSM校正時に使用した補助ケーブルはこの校正に含まれており、自動的に考慮されます。

このメッセージが表示されないようにしたい場合は、このメッセージを非表示にすることもできます。これを行うには、OTAネットワーク・アナライザのドライバーの”Properties”を開いてください。

チェックを完全に省略する場合は、"Never"を選択してください。ソフトウェアの起動後1回だけチェックを行う場合は、“Once after software start”を選択してください。

AMS32 Signal Path Calibration