FAQs from Rohde & Schwarz

Linux上でOS Interface(OSI)を使用する場合のAREGシミュレーション

質問:

AREG800用のシナリオを作成するために、Open Simulation Interfaceを使用したいと考えています。

必要なパッケージのインストール、シミュレーションの作成、発生器のリモート制御を行う手順を示す例はあるでしょうか?

回答:

以下のナレッジ記事では、PyCharm IDEを使用したLinux Mint 21.1でのセットアップ手順について説明しています。
このメールの添付ファイルにある適切なPythonスクリプトサンプルも参照してください。

1.) 最新のPyCharmリリースを次のページからインストールします。
https://www.jetbrains.com/pycharm/download/#section=linux

次に新規プロジェクトを作成します(例:"OSI")。

1.a.) サンプルスクリプトを実行するためには、RsIntsrumentパッケージが必要です。
それをPython Packagesセクションから選択して、"Install"ボタンをクリックします。

2.) 次のコマンドを使用して、protobufコンパイラーをLINUX端末にインストールします:sudo apt install protobuf-compiler

3.) PyCharmを(再)起動します。

4.) Pycharm Terminalで、protocの可用性を確認します(この時点では、protobufパッケージをプロジェクト環境に事前にインストールする必要があるかどうかはわかりません)。
"protoc"と入力するだけで、ヘルプテキストによる応答があるはずです。

Rohde-Schwarz-FAQ-AREG-simulation-using-the-OSI-Interface_on_linux__screen01.jpg

5.) 次のコマンドを使用して、GitパッケージをLINUX端末にインストールします。

sudo apt install git

6.) PyCharmを(再)起動します。

7.) Pycharm TerminalでGitの可用性を確認します。

"git"と入力するだけで、ヘルプテキストによる応答があるはずです。

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8.) PyCharmでOSIパッケージを追加します。

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"from Version Control"を選択して、次のダイアログに以下の文字列を追加します。

https://github.com/OpenSimulationInterface/open-simulation-interface.git

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必ず"OK"をクリックしてください。

9.) 数分後、インストールが正常に行われたら、PyCharmインストール環境でサンプルスクリプトを実行することができます。

一部の配布では、旧バージョンのprotocパッケージのみ使用することができます。そのような場合は、リンクに従って手作業で更新を実行する(詳細についてはエラーメッセージを参照)か、または、protobufをアンインストールして指定されたバージョンに変更します。

例えば、LINUX Mint 20.01では、スクリプト実行時に次のようなエラーメッセージが表示されます。

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protobufパッケージのバージョンを3.20.3に変更すると、正常に動作します。

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