ウェビナー：5Gの分かりやすい解説と、容量および利得を向上するための大規模MIMOへの発展

事業者から見た5Gに対するモチベーションは何でしょうか。このウェビナーでは、4Gから5Gへの進化に関連する2つの重要なテクノロジー、すなわちベースバンド処理と大規模MIMOアンテナアレイについて説明します。ベースバンド仮想化ではセルラー事業者の運用費（OPEX）を50 %減らすことができ、同時に拡張された多地点協調（CoMP）の実装によってネットワーク容量を増やすことができます。大規模MIMOは、既存の個別無線装置とパッシブアンテナを一体型の送受信機とアンテナアレイに置き換え、ビームフォーミングとMU-MIMOアーキテクチャーが共存するアクティブ・アンテナ・システムを作ります。

いずれのテクノロジーも5Gでは重要と見なされていますが、既存のTD-LTEネットワークへの統合用にすでに開発されています。このウェビナーでは、大規模MIMO展開および測定に向き合う課題について簡単に説明し、ローデ・シュワルツのベンチトップOTAソリューションに基づく5Gミリ波無線機器のOTA測定のデモを行います。

学習内容：

• 大規模MIMOのコンセプト、アプリケーション、課題
• R&S®DST200 RF 小型電波暗箱を使用した5Gアンテナ放射パターンの測定
• OTAパワー測定ソリューションによるミリ波システムのリアルタイムビームステアリング測定