説明
HMF2525/2550で、キーボードをトリガソースとして使用して、単一パルスを発生する方法を教えてください。
HMF2525/HMF2550 信号発生器でEnterキーをトリガソースとして使用することによる単一パルス
解決策
HMF2550をUSB経由でコンピューターに接続するには、USB仮想COMポート（VCP）ドライバーをダウンロード（リンク1）してインストールする必要があります。
VCP用のドライバーの詳細なインストール手順は、参考資料のリンク2に記載されています。
VCPを正しくインストールすると、デバイスマネージャーにデバイスが表示されるはずです。この例（図1）では、デバイスはCOMポート3に割り当てられています。
デバイスが割り当てられているCOMポートに応じて、VISA接続用のリソース文字列 'ASRL3::INSTR' を変更する必要があります。
Pythonコードでは、以下の設定が適用されています。
- バースト数
- 設定電圧3 V
- パルス幅10 μs
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from RsInstrument.RsInstrument import RsInstrument
def main():
instr = RsInstrument('ASRL3::INSTR', True, False# デバイスはCOMポート3に割り当てられている
instr.clear_status()
instr.reset()
print(f'Instrument full name: {instr.full_instrument_model_name}')
# パルスを定義
num_of_burst_cycles = '1'
voltage = '3'
pulse_width = '0.00001'
instr.write_str('FUNC PULS')
# パルスの値を設定
instr.write_str('BURS:NCYC ' + num_of_burst_cycles)
instr.write_str('VOLT ' + voltage)
instr.write_str('FUNC:PULS:WIDT:HIGH ' + pulse_width)
instr.write_str('BURS:MODE TRIG')
instr.write_str('TRIGGER:SOURCE EXT')
instr.write_str('OUTP ON')
instr.write_str('BURS:STAT ON')
while True:
input("Please press the Enter key to trigger a pulse")
instr.write_str('TRIG')
if __name__=="__main__":
main()
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RTB2004を使用して信号
発生器のバーストを測定し、Pythonスクリプトによって適用された設定と比較することで、
概念実証を行いました。
オシロスコープはシングル捕捉モードに設定されており、
バーストが認識されるとただちに記録を開始します。
図2に示すオシロスコープのスクリーンショットでは、捕捉が記録されています。
ご覧のように、設定はPythonスクリプトによって正しく適用されています。バーストの設定電圧は3 Vで、
バースト幅は10 μsです。
