FAQs from Rohde & Schwarz

CMW500/290/270:無線LANファームウェアのアップデート後に無線LANシグナリング機能が使用できない

質問:

無線LANバージョン3.7.50より後のファームウェアアップデートをインストールした後、無線LANシグナリング機能が使用できなくなります。CMW500/290/270には、必要な無線LANシグナリング用のライセンスが備わっています。

この問題の理由は何でしょうか?どうすれば解決できるでしょうか?

回答:

おそらく、802.11acおよび802.11ax無線LAN規格のサポートに必要な160 MHzの帯域幅をサポートしない、以下のような「レガシー」ハードウェアがCMW500に装備されていると思われます。

  • TRX40/80 CMW-B570B
  • BBMeas CMW-B100A/B100D
  • シグナリングユニットCMW-B200A/B270A

これは、CMW500の"System" > "Hardware"メニューで確認できます。

レガシーハードウェアが存在し、新しいハードウェアバージョンでしかサポートされない無線LANファームウェアをインストールした場合には、無線LANファームウェア3.7.50にダウングレードすることで、機能を回復できます。このファームウェアバージョンは、GLORISウェブポータルのモバイル無線機テスターカスタマーウェブにあります。

新しいハードウェアでしかサポートされない高度な機能や新しい規格をテストする必要がある場合には、アップグレードについてローデ・シュワルツまでお問い合わせください。