ローデ・シュワルツのロギング/チャート作成ツールを用いた電圧/電流リートバック値の記録
新しい測定器の開発時には散発的なイベントやエラーが発生する場合があり、すべての設計段階と解析でそれらを考慮する必要があります。ローデ・シュワルツの電源は、そのような散発的なイベントやエラーを精密に捕捉することができます。
新しい測定器の開発時には散発的なイベントやエラーが発生する場合があり、すべての設計段階と解析でそれらを考慮する必要があります。ローデ・シュワルツの電源は、そのような散発的なイベントやエラーを精密に捕捉することができます。
課題
テクノロジーの急速な進歩は、あらゆる規模の環境に対応した接続を実現し、より小型で高度なデバイスの開発を可能にして業界にプラスの影響をもたらしてきました。テクノロジーが進化すると、コンポーネント(バッテリーを含む)が担う役割は多くなります。デバイスが高速になり複雑になるほど、エラーの可能性も高まります。設計段階における消費電力の最適化と小さなエラーの捕捉は、デバイスの開発と機能性にとって非常に重要です。さまざまな動作モードで正確に消費電力を評価することと、不規則なイベントを正確に捕捉することがきわめて重要です。
ローデ・シュワルツのソリューション
ローデ・シュワルツは、使いやすく手頃な価格のソリューションを提供しています。ローデ・シュワルツのDC電源は、標準/高速ロギング機能を備えた高精度電源です。標準ロギングツールは、使用可能な各チャネルの電圧、電流、電力のタイムスタンプ値と測定値を記録します。高速ロギングはR&S®NGM/NGUでのみ使用可能で、電圧/電流の測定値の時間変化をタイムスタンプなしで記録します。シンクモードでは、ロギング/チャート作成ツールにより、R&S®NGL/NGM/NGU電源のシンクモードを記録することもできます。
分解能と期間
ローデ・シュワルツの電源は、最小2 μsの分解能を備えているため正確な測定が可能で、最新のデバイス要件を容易に満たすことができます。R&S®NGU201/NGU401/NGA100は、電流測定分解能と確度も優れています。
標準/高速ロギングモードは、指定された期間で実行することができます。期間は、ハードディスクドライブ(HDD)容量によってのみ制限されます。
ライブチャート
革新的なライブチャートレイアウトには使いやすい機能とツールがあり、詳細な解析結果とすぐに使用できるデータを取得することができます。
ローデ・シュワルツの電源は、精度の高い消費電力測定の要件を完全に満たしています。電流レベルの広いダイナミックレンジを測定し、非常に低い電圧/電流レベルでも高確度を実現します。チャート作成ツールを搭載した電源は、消費電力の最適化と散発的なイベントの捕捉に最適です。
使用可能なカーソル
ローリングチャート
ライブ統計値