R&S®NGU ソース・メジャー・ユニット

2/4象限：ソースとシンクとして機能

バッテリーまたは負荷のシミュレーション

これらのソース・メジャー・ユニットは2象限/4象限アーキテクチャーを採用しているため、ソースとシンクの両方として機能し、バッテリーまたは負荷をシミュレートすることができます。SMUは、外部から印加された電圧が設定公称電圧を超えるとすぐに、ソースモードからシンクモードに自動的に切り替えます。4象限アーキテクチャーにより、R&S®NGU401は正または負の電圧または電流を供給し、両方の極性でソースまたはシンクとして動作することができます。

高速データ収集

FastLog機能

R&S®NGU ソース・メジャー・ユニットには電圧／電流測定結果を捕捉するためのFastLog機能があります。このデータは外部USBストレージデバイスに保存したり、外部PCにUSBまたはLAN経由で転送したりできます。最大500,000 サンプル／秒の収集速度によって、電圧／電流結果を2 μsごとに収集できます。

電圧優先／電流優先モード

電圧／電流レギュレーションに最適

電圧優先モードでは、高速な電圧レギュレーションによって30 μs未満の短い回復時間過が得られます。電流レギュレーションは、発振を抑えるためにある程度低速になるようにデザインされています。正確かつ高速な電流レギュレーションが必要な場合、R&S®NGU ソース・メジャー・ユニットは電流優先モードで動作することができます。高速な電流レギュレーション（負荷回復時間＜50 μs）に最適化されており、このモードでは短い電流スパイクにも高感度なLEDのテストなどの作業が可能になります。

高キャパシタンスモード

キャパシタの補正

通常の測定構成では多くの場合DUT入力にキャパシタンスがあります。リードで電源を接続すると、リードとこのキャパシタンスがローパスフィルターとして動作するようになります。高キャパシタンスモードでは、R&S®NGU ソース・メジャー・ユニットはキャパシタンスを補正し、DUTにおける直接の電流を表示します。

高速の負荷レギュレーション

高速負荷変動に対処

携帯電話やIoTデバイスなどの民生用エレクトロニクスは、スリープモードではほとんどパワーを必要としません。ただし、デバイスが送信モードに切り替わるとすぐに、電流が急激に増加します。このようなDUT用の電源には、数nAから数A範囲までの負荷変動を、電圧降下やオーバーシュートを発生させずに処理できる能力が必要です。

使いやすく、透明性の高い価格設定のコンフィギュレーター

ローデ・シュワルツは、価格設定における完全な透明性を確保しながら、お客様が適切な電子計測器を迅速かつ簡単に選択できるように支援します。R&S®EssentialsポートフォリオのR&S®NGUなどの測定器をオンラインで構成できるようになり、以下のような利点があります。
- 使いやすく操作しやすいコンフィギュレーター
- 構成のすべての段階での価格設定における完全な透明性
- 認定販売代理店による迅速な注文の処理
- 選択した販売代理店からの翌日配送