FAQs from Rohde & Schwarz

WLANとBluetoothの相関の解析

質問

測定対象のモバイル・デバイスには、WLAN、

Bluetoothなどの複数の通信システムが備わっています。これらのシステムの間の相関を、

1台のU37xxスペクトラム・アナライザだけで解析できますか?

回答

できます。オプション10を使用すれば、U37xxで2チャネルの入力を使用できます。

さらに、タイムドメイン解析オプション56を追加することもできます。

オプション56を使用すれば、

従来のスペクトラム・アナライザでは短時間で測定できなかった現象を解析できるようになります。例えば、

測定データを、時間対周波数、時間対振幅、時間対

位相またはFFTスペクトラムといった形式で表示できます。

測定対象のモバイル・デバイスに、WLAN、

Bluetoothといった複数の通信システムが含まれる場合は、オプション55と56を使用することで、40 MHzの最大測定帯域幅が得られます。

オプション56をインストールして2チャネル動作を可能にすれば、

統合モジュールの個別システムの間の相関(送信タイミング、

干渉など)を解析できます。結果は、1台の

U37xxアナライザに同時に表示できます。