R&S®AdVISE 目視検査ソフトウェア

システムコンセプト

柔軟で経済的

• 最小システム要件を満たすWindows 10コントローラーで動作
• 市販のポータブルなフレームグラバー（ハードウェア）によるビデオ切り出し
• マルチビュワーのサポートにより、最大4台のカメラのビデオをパラレルに解析

広範囲に及ぶ強力なテスト方法

関心領域

R&S®AdVISEシステムは、関心領域（ROI）によって定義されています。複数の解析手法により、広範な目視検査がカバーされています。

• 自動イベント検出アシスタント（人工知能を使用）
• シンボル／アイコンの存在または非存在
• インジケーターの明るさと色
• アナログインジケーターの位置
• 点滅インジケーター
• 移動の検出
• 表示の乱れ
• 光学文字認識（OCR）（オプション）
• 音声モニタリング（オプション）

自動イベント検出アシスタント

セットアップルーチンの時間を短縮する人工知能を内蔵（オプション）

オプションの自動イベント認識アシスタントのROIを使用することで、個々のROIを選択して設定する手間がなくなります。機械学習は、必要なEUT動作の短い記録をトレーニングマテリアルとして使用し、ROIは、異常な動作を含む可能性のあるビデオストリームのイベントを自動的に検出してマーキングします。ユーザーは、自動検出されたイベントからの提案を承認または破棄できます。

イメージトラッキング

R&S®ADV-K1062（オプション）

動作中のモーター、ぐらぐらしたターンテーブル、不安定なカメラサスペンションにより振動が生じていても、目視検査を自動化します。 さらに、カメラの再配置も簡素化します。

ビデオプロトコルおよびテストレポート

統合されたプロトコルユーティリティ

R&S®AdVISEは、ビデオプロトコルとイベントリストを作成します。内蔵ビデオプレーヤーのインデックス機能が、システムの優れたユーザビリティーを実現しています。ユーザーは、イベント情報をクリックするだけで、ビデオ内の任意のイベントに移動できます。また、このプレーヤーでは、1つのフレームをJPEG画像として切り出したり、ビデオクリップを切り出したりして、レポートやアーカイブ目的に使用できます。イベントリスト自体は、PDFテストレポートとして保存できます。

リモート制御

R&S®AdVISEは、EMCテストオートメーションソフトウェアとのリモート制御インタフェースを備えています

汎用リモート制御インタフェース：

• 任意の外部制御ソフトウェアから利用可能
• 合否サマリー情報を制御ソフトウェアに伝達
• 制御ソフトウェアはテスト情報を送信して入力ビデオや記録ビデオに挿入可能

拡張リモート制御インタフェース：

• R&S EMC制御ソフトウェア、R&S®ELEKTRAでサポート
• 個々のROIとR&S®ELEKTRAグラフィカル処理に対応する汎用リモート制御インタフェースとテスト結果を提供