DAB+は、DAB規格の継続的開発の過程で作成されました。［R&SのDABテクノロジーページへのリンク］ DAB+では、オーディオ信号源のコード化がMUSICAMから最先端のHE-AACに変更されています。使用されるRFコード化と周波数は、DABと同じです。準備作業として必要なのは、DABオーディオコーダーをDABからDAB+に切り替えることだけです。DABトランスミッターはDAB+用にも使用できます。HE-AACによる性能向上のために、各DAB+アンサンブルでエンコード可能なオーディオチャネル数は2～3倍になります。DAB+では新しいスーパーフレーム構造が導入されたため、既存のDABレシーバーとの互換性はありません。
