主な特長
- 最大18 GHzまでの超広帯域周波数レンジ全体での連続RF信号の掃引
- 卓越したノイズパワー密度と優れた高調波特性で最大300 WのリニアなRF出力パワーを実現
- 振幅、周波数、位相、パルス、および複雑なOFDMなどの変調モードのサポート
- あらゆる不整合条件で、可用性と信頼性の高い動作を実現
- 周波数/パワーを拡張可能なため、柔軟性と拡張性に優れた機能および構成を使用可能
主な特長
シングル、デュアル、マルチバンドアンプシステムとして高い柔軟性で構成可能
R&S®BBA300 広帯域アンプは、高可用性を目的に設計された新世代の非常にコンパクトな
半導体式広帯域アンプです。マイクロ波レンジの高域まで達する極めて広い連続周波数バンドを特徴としており、
高いリニアリティー、卓越したノイズパワー密度、優れた高調波特性を備えています。さらに、システム構成や動作設定に関する柔軟性にも優れています。
R&S®BBA300は、EMC、製品検証、OTA共存テスト、RFコンポーネントテストなどのクリティカルなテスト環境に最適であり、380 MHz~18 GHzの周波数レンジで最大300 W P1dBのRF出力パワーを供給できます。
R&S®BBA300シリーズには、R&S®BBA300-CDE/R&S®BBA300-DE/R;&S®BBA300-F/R&S®BBA300-FGの広帯域アンプがあります。出力パワーは最大300 Wで、周波数レンジは380 MHz~18 GHzです。これらは、EMC規格の周波数、GSM、LTE、5G、およびGPRSのモバイル通信規格の周波数、および無線LAN、Bluetooth®、Zigbee無線規格の周波数をサポートしています。 アンプは、周波数レンジ全体でRF信号の連続掃引をサポートしています。この独自機能により、無線通信メーカー向けのEMCテスト、RFコンポーネントおよびデバイスのテスト/検証を高速化できます。単純な変調(AM、FM、PM、またはΦM)でも広帯域の複雑なOFDM信号でも、狭帯域CW信号を増幅することができます。高いリニアリティー、-110 dBm/Hzという卓越したノイズパワー密度、および-25 dBcの高調波特性により、追加EVMなしで、低い隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)と優れた伝送特性をより適切に確保します。
R&S®BBA300なら、1台の超広帯域アンプだけで、さまざまなアプリケーションや要件に対応できます。革新的なR&S®BBA300-PK1ソフトウェアオプションをR&S®BBA300 広帯域アンプファミリーに付加すれば、アンプのチューニングと出力信号の最適化のための2つの強力なツールが得られます。 アンプを調整して、動作点をクラスAとクラスABの間で移動させたり、RF出力パワーの最大化またはアプリケーションのパワー余力を活用するための出力不整合許容度の最大化の設定を選択したりすることで、優れたリニアリティーまたはパルス信号の忠実な再現を実現できます。 研究開発部門の開発者、テストラボのテストエンジニア、製造ラインのインテグレーターやオペレーターは、出力信号を最適化して、さまざまな要件に柔軟に対応できます。
革新的なR&S®BBA300ファミリーは、高可用性と信頼性の高い動作を特長としています。洗練されたRF設計により、不整合RF出力負荷に対しても、RF出力がショートまたはオープンの状態でも、信頼性の高い連続的な動作を確保しています。EMCラボは、ローデ・シュワルツの広帯域アンプの高い不整合許容値を評価しています。これは、最大6:1までのVSWRを伴う不整合があっても十分なRFパワーを供給することができます。 ダウンタイムの最小化は、ユーザーにとって極めて重要です。ローデ・シュワルツのアンプは、革新的でスマートなプロテクション(高度な保護)コンセプトにより、高可用性、安定性、信頼性を実現しています。コンポーネントの経年劣化やドリフトを補正するための定期的なバイアス電流調整などの機能により、広帯域アンプの寿命を延長しています。カスタマイズサービスパッケージを利用して、R&S®BBA300の高いシステム可用性を強化することができます。
R&S®BBA300 広帯域アンプは、最小スペースで最大の柔軟性を備えるように設計されています。アンプとその他のコンポーネントはコンパクトなモジュール設計なので、19インチのプラグインユニットにより、拡張可能な、高度に統合されたラックシステムを構築することができます。アンプの周波数レンジとパワーは、いつでも柔軟な構成とその後の拡張が可能なので、ユーザーは安心して投資することができます。スイッチオプションにより、個々のアンプを特定のアプリケーション向けに組み合わせたり、複数の周波数バンドをシステムにまとめたりできます。
新しいソフトウェアプラットフォームは、役割に基づいた、最新の使いやすい操作性を確保しています。GUIで、使用中に動作点を調整して効率を上げることができます。豊富なパラメータセットに専用アクセスを利用できます。オプションキーを使用して、周波数レンジの拡張、ハイパワーモード、動作点の調整などの追加機能を有効にできます。
標準イーサネットインタフェースで、SCPI用語を用いたリモート制御コマンドを使用してテスト手順を自動化することができます。
オプションで、リモート制御のためにSNMPプロトコルを有効にすることができます。
注文番号 5355.8250.02
GPIBリモート制御
外部コンバータ
注文番号 5355.8866.02
RF入力スイッチ(1:2または2:1、N)
オーダー番号の最後の2桁は、システム構成によって変わります。
注文番号 5355.8950.02
RF入力スイッチ(1:6、N)
注文番号 5355.8795.02
RF出力スイッチ(2:1または1:2、N)
オーダー番号の最後の2桁は、システム構成によって変わります。
注文番号 5355.8895.02
RF出力スイッチ(2:2、7/16)
オーダー番号の最後の2桁は、システム構成によって変わります。
注文番号 5355.8989.02
RF出力スイッチ(2:2、7/8" EIA)
注文番号 5355.8943.02
RF出力スイッチ(2:2、1 5/8" EIA)
注文番号 5355.8995.02
RF出力スイッチ(6:1、N)
注文番号 5353.9236.03
DCブロック入力保護(N)
注文番号 5355.8837.02
RFフォワード/RF反射サンプルポート(Nフロント)
注文番号 5355.8850.02
検出されたフォワード/検出された反射サンプルポート(Nフロント)
注文番号 5355.8872.02
サンプルポート・スイッチ(デュアルポート、Nフロント)
注文番号 5355.8889.02
透過I/O
R&S®BBA300の動作点とハイパワーを調整するオプション(ソフトウェアライセンス) - 周波数とパワーに依存
注文番号 5352.8220.02
オプションの高速アンプミュート(ソフトウェアライセンス)
注文番号 5355.6105.02
超広帯域負荷
DC~18 GHz