R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサ

R&S®NRPxxP Pulse power sensor, Application Image

主な特長

優れたダイナミックレンジと確度
高分解能（HD）モード
最高速度の測定
自動パルス解析
統計解析

レーダーアプリケーション用の理想的なパワー・センサ

R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサは、レーダーアプリケーションに最適です。開発プロセスや設置／保守中に、パルス特性と出力パワーを測定する必要があります。レーダーシステムとレーダーコンポーネントの製造にも同様の測定が必要です。このセンサは、最大ビデオ帯域幅が30 MHz、立ち上がり／立ち下がり時間が13 ns未満であるため、50 nsの短いパルス幅の測定が可能です。測定を簡素化し、操作ミスを防ぐため、主なパルスパラメータが自動的に決定されます。サンプリングレートを大きくすると、繰り返し信号用の高分解能モードを使用して、拡大倍率の大きい信号セクションを表示できます。

仕様

クイックリンク

使用可能なモデル
利用可能なオプション
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特長と利点

高分解能（HD）モード

最高100 psの時間分解能

一部のアプリケーションでは、パルスの立ち上がりエッジなどの信号セクションを高い倍率で拡大表示する必要があります。トレースモードの分解能は12.5 nsなので、グラフィカル表示を改善するには高密度のサンプルが必要です。繰り返し信号による等価時間サンプリングを実行すると、最大100 psの時間分解能を達成できます。

自動パルス解析

R&S®NRX使用が最適。

自動パルス解析を利用すると、重要なパルスパラメータの測定が容易になり、マーカーを用いた複雑な測定が不要になります。パルス形状の変化は、測定結果に即座に反映されます。

時間パラメータ：立ち上がり／立ち下がり時間、スタート／ストップ時間、パルス幅、デューティーサイクル、パルス周期、パルスオフ時間
レベルパラメータ：パルストップ、パルスベース、ピーク、平均、最小値、オーバーシュート（正と負）

レーダーアプリケーションに最適

パルスド信号および変調信号の解析

R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサは、パルス信号や変調信号の解析に最適です。80 Mサンプル／秒という高いサンプリングレートにより、レーダーパルスのパワーエンベロープを12.5 nsの時間分解能で再現することができます。また、自動パルス解析機能により、15種類の重要なパルスパラメータを自動的に測定することができるため、テストが大幅に簡素化されます。

統計解析

振幅分布の統計解析

R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサを使用すると、ピーク・エンベロープ・パワー、平均パワー、ピーク対平均パワー比などの主要パラメータを決定するため、ノイズに似た信号の振幅分布の統計解析を実行できます。R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサを用いれば、100万サンプルを使用したフルビデオ帯域幅でのCCDF、CDF、またはPDFの測定を25 ms以内に完了できます。

トリガ・センダー・モード

ベースユニットまたはR&S®NRP-Z5使用時

R&S®NRX ベースユニットまたはR&S®NRP-Z5 センサハブと組み合わせる場合、R&S®NRPxxP パルス・パワー・センサをトリガソースとして使用できます。トリガ・センダー・モードでは、トリガ信号はパワー・センサ内で測定された信号から導出され、ベースユニットまたはセンサハブに送られて、さらに利用されます。このトリガ信号を使用して、接続されている他のすべてのセンサを外部トリガすることができます。