FAQs from Rohde & Schwarz

NRPXXS(N)の外部SMBポートのトリガ送信モードでの使用

質問

特定のパワーレベルに達したときに外部SMBコネクタをトリガ送信モードで使用する方法を教えてください。

回答

センサーを適切にセットアップするために送信する正しいSCPIコマンドを以下に示します。

'*RST;*CLS'
'*OPC?'
'TRIGger:LEVel 10 DBM'
'TRIGger:SLOPe POSitive'
'TRIGger:SEND:STATe ON'
'TRIGger:SEND:PORT EXT2'
'TRIGger:SOURce INT'
'INITiate:CONTinuous ON'

コマンドを送信した後、RF入力のパワーレベルが-10 dBmを超えるとすぐに、SMBポートからトリガ信号が送出されます。

概念実証のために、SMB100A 信号発生器を使用して、0 dBm、1 GHzのRF信号を発生し、NRP18SNに接続しました。さらに、RTA4004 オシロスコープを使用して、センサーのトリガ信号をSMBポートで記録しました。RFパワーをオンにすると、センサーのSMBポートからの次の信号がオシロスコープに記録されました。

このように、トリガ信号が記録され、センサーが予期したとおりに動作したことがわかりました。センサーのセットアップに使用したPythonスクリプトは、このナレッジ記事に添付されています。使用したSCPIコマンドの詳細な説明は、NRPXXS(N)のユーザ・マニュアルに記載されています。

Name
Type
Version
Date
Size
Ext_trig_NRP18SN.py
Type
FAQ
Version
01.00
Date
Oct 27, 2021
Size
2 kB