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Tokyo 8月 01, 2022

ローデ・シュワルツがEMIテスト・レシーバR&S ESWの帯域幅を1 GHzに拡大

より高速な測定速度へのニーズが高まるなか、ローデ・シュワルツはドイツ・ケルンで開催のEMV 2022に合わせて、他に類のない広帯域ソリューションを発表しました。高いダイナミックレンジと測定精度を保ちながら、最大970 MHzでのリアルタイム測定が可能なソリューションです。このR&S ESW EMIテスト・レシーバの新たな拡張オプションによって、業界最大の帯域幅が搭載可能になるため、市場において最も高速なEMIテスト・レシーバが誕生します。

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R&S ESW EMIテスト・レシーバに、最大1 GHzの帯域幅拡張オプションがリリースされました

測定時間を高速化し、妨害波信号をもっと入念に解析できるようにRS ESW EMIテスト・レシーバは、そのFFT(高速フーリエ変換)の帯域幅を新しいR&S ESW-B350オプションによって350 MHzに、さらにR&S ESWB1000オプションなら業界最大の970 MHzにまで拡張可能となります。これによりR&S ESWは、RF、機能性、汎用性、そしてハードウェア品質の点で業界最高性能を実現しただけでなく、特にプリコンプライアンス試験やEMI解析において高速なテストを行えるEMIテスト・レシーバとなりました。

R&S ESWは、FFT帯域幅が970 MHzになるR&S ESW-B1000オプションにより、準尖頭値検波やCISPR 平均値検波を同時に動作させていてもCISPRのバンドCおよびDの信号をワンショットで処理でき、測定速度が大幅に向上します。970 MHzという広いスペクトラムをリアルタイムに測定できるため、そのギャップの無いスペクトログラムはユーザーにとって大きなメリットになります。また、長期間にわたって観察できることから、一過性のエミッションについても高確率で検出可能です。デューティサイクルで稼働する被試験機器からのエミッションが、970 MHzと広いスペクトラムにわたって記録され、非常に短いパルスも見逃すことはありません。

民生品や防衛、宇宙・航空、自動車などのアプリケーションでEMCに取り組むエンジニアは、R&S ESWの新しいFFT帯域幅拡張オプションが実現する高速性と高い信号捕捉能力を存分に活用いただけます。

R&S ESW-B1000とR&S ESW-B350オプションは、2022年第4四半期までにはご利用いただけるようになります。いずれもR&S ESW EMIテスト・レシーバのハードウェア拡張オプションであり、どのR&S ESW(シリアル番号103000以降)にも後付け可能です。ローデ・シュワルツはこの新ソリューションを、ケルンメッセで7月12~14日に開催された展示会EMV 2022のホール10.2/小間番号112のブースで紹介しました。R&S ESW EMIテスト・レシーバについて詳しくは、https://rohde-schwarz.com/product/eswをご覧ください。

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