FAQs from Rohde & Schwarz

高インピーダンス・アクティブ・プローブの使用

質問

Advantestアナライザでプリント回路基板を測定する際に、高インピーダンス・アクティブ・プローブを使用したいと思います。このアナライザでそれは可能ですか?

回答

はい、アナライザ入力の50 Ωを接続できない回路ポイントも、

解析できます。スペクトラム・アナライザでの高インピーダンス・プローブの

使用は、RF回路の設計では一般的な作業です。

ローデ・シュワルツのプローブ・アダプタRT-ZA9を使用すると、ローデ・シュワルツの

RTOオシロスコープのアクティブ・プローブを、Advantestアナライザでも使用することができます。

基本的に、RT-ZA9は、プローブのBNCソケットと、必要な

Nソケットの間のインタフェースの役割を果たします。また、プローブ・アダプタRT-ZA9は、

USB接続を通じて必要な電圧をプローブに供給します。使用可能なUSBポートは、

U3700シリーズおよびU3800シリーズのフロント・パネルにあります。単にアダプタを通じてプローブを

アナライザに接続し、アダプタを

AdvantestアナライザのUSBポートに接続して、電源を供給します。

操作の際には、以下のことを必ず行ってください。

- プローブの10:1の減衰比を補正するために、レベルオフセットに20 dBを入力します。

- RF入力アッテネータを適切なレベルに設定します。