FAQs from Rohde & Schwarz

EMC32:半電波暗室での測定は、標準レポートでどのように記述されますか?

質問

EMI自動テストの一般設定では、放射性エミッションテストを実行する際に"Open-Area-Test-Site"(オープン・エリア・テスト・サイト)を選択する必要があります。他のタイプの電波暗室は選択できません。後で作成されたレポートを見ると、"Open-Area-Test-Site"というテキストが入っています。

実際の測定は「半電波暗室」で行われています。現在まで、これを変更する方法は見つかりませんでした。これを変更する方法はありますか?
現在は、測定実行後にこの項目を手動で変更するしか方法がないように見えます。レポートの"Test templates"(テストテンプレート)セクションには、測定レポートに含める必要がある他の情報が含まれているので、このセクションを省くわけにはいきません。

回答

"Open-Area-Test-Site"(オープン・エリア・テスト・サイト)は、規格を表します。リミットラインが、オープンエリア測定テストセットアップ用に定義されているのです。実際には、ほとんどの測定はSACまたはFAR内で行われますが、これらの詳細はテスト情報に属します(ここには、オペレーター名やテスト条件なども記述されています)。例えば、「SAC with 3 m measuring distance(SAC、測定距離3 m)」のようになります。

EMC32: How does the Standard Report refer to measurements in the semi-anechoic chambers?

EUT情報ファイルは、システムフォルダEuT Informationに保存されます。

EUT情報ファイルでは、同じファイルを複数の異なるテストに使用できるので、複数の新しいテストに対して同じ情報を再入力する必要はありません。

EUT情報ファイルは、専用のエディターで編集され、テスト作成時にテストにリンクされます。新規テストの作成ダイアログに専用のタブが用意されています。

EMC32: How does the Standard Report refer to measurements in the semi-anechoic chambers?

ファイルはテストにコピーされ、テストレポートに含めることができます。

さらに明確にするために、文字列OATSに接尾辞"(SAC/FAR)"を追加する予定です。