高性能なBluetooth®オーディオテストソリューション
モバイルユーザーの優れたユーザー体感を実現するには、高いオーディオ/音声品質が不可欠です。Bluetooth®無線テストと包括的なオーディオ性能測定は、Bluetooth®オーディオデバイスを加速する鍵になります。
ローデ・シュワルツの電子計測ソリューションは、最新のBluetooth®コア仕様に準拠した設計になっています。Bluetooth®テスト機能は、信号発生器やシグナル・アナライザなどのローデ・シュワルツのすべての主要なテスト測定器で利用できます。ローデ・シュワルツのソリューションは、Bluetooth® BR/EDR/LEをカバーしており、設計、認証、製造の開発ライフサイクル全体に対応したものになっています。
R&S®CMW500/270は、Bluetooth®オーディオテストに最適な基盤として、多くの重要なオーディオプロファイルや、必要なコーデック(CSVD、SBC、LC3)のサポートを提供し、オーディオ性能測定を行うための幅広いオプションを備えています。これらの測定には、出力パワーのシングル/マルチトーン評価、S/N比、全高調波歪み(THD)、信号対ノイズおよび歪み比(SINAD)などがあり、オーディオデバイス性能の総体的な評価を得ることができます。R&S®CMW500/270には、Bluetooth® RFテストとオーディオテストをシームレスに統合する独自の機能があり、OTAセットアップでBluetooth® LEデバイスのDTMライクなテストを行うための無線内テスト制御にも対応しています。
このセットアップでは、オーディオ性能とBluetooth®無線接続を同時に検証することができます。また、さまざまな通信パラメータを使って試験を行う柔軟性も備えています。また、関連する音声品質測定機器と統合して、より高度なオーディオ品質測定、例えば、Perceptual Objective Listening Quality Analysis(受聴品質の知覚的客観的分析:POLQA)やPerceptual Audio Quality Measurement(オーディオ品質の知覚的測定:PEAQ)などを行うこともできます。さらに、このシステムは、Bluetooth®ループバックによるエコーモードもサポートしています。これは、製造段階でのファンクションテストに最適です。
Bluetooth® Audioの個別のテストケースについては、弊社のエキスパートがご質問にお答えいたします。お気軽にお問い合わせください。